6月27日に小石川にある閑静な古民家で、初めてのバラ折り教室を開催させていただきました。 ご参加者さまより、インスタグラム・Facebook・HPに投稿されている紙のバラの綺麗さに魅了されすぐに申込みをされたことを知り、とてもうれしい気持ちで一杯になりました。 折る作業に入る前に、5分間程目を閉じていただき、心を整える 作業を行いました。 敢えて今のご自分に意識を向けていただき、呼吸をしている自分を感じ、自然に耳に入ってくる風の音、鳥のさえずり、電車の音、頬を触る空気の流れ、空気の匂いを感じ、瞼の奥には憧れているバラ折りの完成した自分の作品を夢見て、たった5分間ではありましたが、瞑想の時間を共に味わいました。 ゆっくり瞼を開き心が落ち着いたところで、いよいよスタートです。 日本の伝統折紙と少し違って、バラ折りは難所が数回出てくるため、聞き逃さない、見逃さない、流れに取り残されないようにされる90分間の皆さんの目力や集中力を強く感じ、穏やかな和室の空気に心地好い緊張感が流れました。 今回は私の生徒さんたちがサポーターとして同席して、ご参加者さまの間に入って折る流れに乗れるようにしっかりとサポートしていたのが印象的でした。 いつも教わっている受動的意識から、初心者へ教えるという能動的意識と緊張感をしっかり経験できたと確信し、いずれ今回のご参加者さまも今後能動的に活躍されるきっかけになっていただければと願っています。 出来上がったみなさんのバラを眺めながら、和菓子の老舗「一幸庵」の生菓子の優しい甘みと、有機栽培の暖かい緑茶を味わいながら、折り終わった感想を語り合いました。 綺麗なバラを折りたいお気持ちがみなさん強く、第二回のお教室も企画することになりました。日程はお知らせ致しますので、今回ご興味あっても日程の合わなかった方も是非ご参加お待ちしております。 この「折るごとに心が整うバラ折り」が多くの人たちに役立つツールになりますように、これを機に活動を広めていきたいと存じます。 どうか「折るごとに心が整うバラ折り」の応援をお願い申し上げます。]]>